中日大野雄、MLB挑戦なら争奪戦だった 2年前の去就“裏話”「3、4件いただきました」
2020年オフに関係者を通じて「MLB興味あるの?」
竜のエースが海を渡る決断を下していたらメジャー争奪戦だった? 中日・大野雄大投手が元中日エースの吉見一起氏のYouTubeチャンネルに出演。2020年オフにメジャー複数球団のスカウトから移籍の可能性を探られていたと明かした。
大野の去就が注目されたのは国内FA権を取得した2020年オフだ。コロナ禍で短縮シーズンで11勝を挙げた同年に防御率1.82、148奪三振で投手タイトル2冠。沢村賞も受賞した。吉見氏から「大野投手もアメリカに行きたい願望はなかったんですか?」と問われた左腕は、当時抱いていた思いを打ち明けた。
「最近まで少しはあったんですけどね。2020年沢村賞を取った年に、フリーエージェントを取得した時に海外のスカウトの方も見に来ていただいていたみたいで。直接なやりとりはダメなので、誰々を通じてみたいな。『MLB興味あるの?』みたいなのは、3、4件はいただきました」
結局はシーズンオフの11月に3年契約で残留。昨季はチーム不振で8勝ながら防御率2.46と安定した成績を残した。今季は3年契約最終年。2024年は36歳シーズンとなるが、NPBを代表する左腕のメジャーでの奮闘ぶりを見てみたかったような?