侍J入り望んだ日系外野手「かなりガッカリ」 大谷がスカウトも…届いた“無念の連絡”

大谷翔平から侍ジャパン入りへスカウトされる「日本代表としてプレーしないの?」

 昨年9月12日(同13日)のエンゼルス戦前、アップ中の大谷翔平投手から「日本代表としてプレーしないの?」と“スカウト”された。「自分のルーツのある国を代表できるような機会があれば本当にクールだ」。その後は水原一平通訳と連絡を取り合っていたが、11月になって出場資格に問題が出てきたという。水原通訳とのやりとりについて、「何とかして実現させようとしてくれた。少し前にメッセージを送ったら、『進展はないが、まだ色々やっている最中だ』と言っていた」と証言。だが、その後に無念の連絡が届いたという。

 クワンの祖父母だけが米国へ渡ったため、山形には「今でも親戚が大勢いる」という。「長い間、僕は“オバアチャン”の近くに住んでいたんだ。夏休みはオバアチャンと一緒に過ごしていたんだ」。一緒に花札をしたり、祖母が近所のお祭りで天ぷらを揚げていた姿は今でも覚えているという。

「日本のルーツにとても親しみを感じる」というクワン。記事では「WBCで日本代表としてプレーすることで、彼はルーツをより正しく認識することができただろう。だが、野球の世界で活躍し続ければ、その先にはもっと多くのチャンスが待っているだろう」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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