韓国代表落選の元虎助っ人は終わった? “石直球”に衰え…驚きの年俸「白紙委任」
代名詞の「石直球」は弱っても…制球力で勝負できる?
一方で、まだやれるとの声も根強いという。「イメージとは違い、制球力で勝負するタイプだから、この苦難も乗り越えられる」という声だ。記事は「球速よりも、制球が良い投手だ。右打者の外角低めに決める制球は未だにチームトップクラス。昨季の成績は満足できるものではないが、大きく落ちたのは月間防御率が12.79だった7月だけだ」と、不調は一時的なものだったと指摘している。
さらに新年俸について「オプションが付いてはいるが、オ・スンファンには自尊心が傷つくしかない状況だ」とした。ただ話題となった年俸の“白紙委任”については「来年の準備をしっかりするという意思だと読むことができる」と前向きにとらえている。
オ・スンファンは韓国プロ野球記録となる通算370セーブを残している。阪神では2014年に39セーブ、2015年に41セーブと2年連続でタイトルを獲得した。さらにその後は、カージナルスなどメジャーリーグで通算232試合に登板している。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、韓国代表として2006年の4強進出、2009年の準優勝に貢献。ただ、2大会連続の1次ラウンド敗退からの巻き返しがかかる今大会では、さすがにお呼びがかからなかった。現在は沖縄で自主トレ中。徹底した準備で、再び輝くことができるだろうか。
(Full-Count編集部)