元鷹マルティネス、WBC米国代表を辞退へ　先発再転向のシーズンに専念か、米報道

今季からパドレスで先発再転向も米国代表はリリーフとして期待

　米国代表に内定していたパドレスのニック・マルティネス投手が、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の出場を辞退すると米メディア「ジ・アスレチック」のパドレス番デニス・リン記者が伝えた。

　2021年にソフトバンクでプレーしたマルティネスは昨季5年ぶりにメジャー復帰。47試合（10先発）で4勝4敗8セーブ、防御率3.47と好成績を残し、チームのポストシーズン進出に貢献した。2021年に行われた東京五輪には米国代表として出場していた。

　リン記者によると、マルティネスは今季から本格的に先発転向を志願。しかし、米国代表はリリーフとして期待していたという。リン記者は「先発投手として十分に準備できていない状態で開幕を迎えるリスクを冒せば、チームメートへの道義に反すると感じた」と右腕の苦渋の決断を伝えている。

（Full-Count編集部）