大谷翔平の“651億円契約”をMLB公式も確実視…来オフ「クレイジー」なFA市場の目玉に

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式が予測…来オフのFA市場も「クレイジーになる」

 今オフのメジャーリーグFA市場は、選手年俸の異常な高騰で注目された。MLB公式サイトも「クレイジーだった」と認めるほどだ。来オフはFAになると予想される選手が少し小粒で市場は落ち着きそうだが、それでも「クレイジーなものになる」と伝えている。その中心にいるのがエンゼルスの大谷翔平投手だという。

「来オフに注目すべきフリーエージェント」と題した記事は、今オフの市場を「40億ドル(約5207億円)近い資金がフリーエージェントに投入され、9人の選手が9桁(1億ドル単位)の契約、2人が11年契約を結んだ。MLB史上、最も高価で壮大だった」と総括している。そして「次のオフシーズンは違うものになるだろう」とも伝えた。

 来オフFAとなる選手たちは、特に野手において「層の深さやダイナミックさが足りない」のだという。それでも「来オフのFA市場もクレイジーなものになるだろう」と言い切るのは、ひとえに大谷がFAになるからだという。「彼のFAは、これまでの歴史を変えるものになる」と表現している。

 記事は、来オフFAとなる選手をポジションごとに1人ずつ紹介しており、大谷はDH部門で紹介されている。「しかし、オオタニが、2つのポジションで最も興味深いFA候補なのは明らかだ。彼のFA(契約)は、このスポーツどころかどのスポーツにおいても、これまでに見たこともないようなものとなるだろう」と、超大型の総額5億ドル(約650億9400万円)以上の契約を予想している。

 懸念点として「オオタニがやっていること(二刀流)には、常に長期的な怪我のリスクが伴う。その点が、大きな疑問になりそうだ。しかし彼はこの2年間で、先発投手とDHの両方を非常に高いレベルでこなせると証明した。そして、彼が、それに見合う報酬を手にするのは、もうすぐそこだ」。昨季の15勝&34本塁打以上の成績を残した時、どんな契約が待っているのだろうか。

(Full-Count編集部)

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