米野球殿堂、通算316発ローレン氏を選出 Aロッド、元楽天ジョーンズ氏は落選

米殿堂入りしたスコット・ローレン氏【写真:Getty Images】
米殿堂入りしたスコット・ローレン氏【写真:Getty Images】

通算316本塁打のローレン氏を選出、得票率76.3%

 米国野球殿堂は24日(日本時間25日)、2023年度の殿堂入り選手を発表した。通算316本塁打のスコット・ローレン氏が選出された。資格6年目で297票を集め、得票率76.3%だった。

 ローレン氏は1997年に新人王を受賞。強打の三塁手として通算2077安打、316本塁打を記録した。ゴールドグラブ賞を8度受賞した名手で、オールスター戦には7度選出されている。

 殿堂入りは現役引退から5年経った選手が候補となる。全米野球記者協会(BBWAA)に所属し、資格を持った記者による投票で75%以上の票を得た候補が殿堂入りを果たす。ロッキーズ一筋で通算369本塁打を記録したトッド・ヘルトン氏は、得票率72.2%で惜しくも選出はならなかった。

 歴代5位の通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏、楽天を2013年日本一に導き、メジャー通算434本塁打をマークしたアンドリュー・ジョーンズ氏は選出外。カルロス・ベルトラン氏も通算2725安打、435本塁打と実績は十分だが、アストロズ時代の2017年にサイン盗みに関与していたことが影響してか落選となった。

【表】Aロッドは遠く及ばず…2023年度の殿堂入り投票結果

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