熱狂“バット投げ”が大乱闘の発端に MLB去って早4年…通算344発男が残した爪痕
MLB公式サイトが「史上最高のバットフリップ」を特集
豪快なバットフリップは野球観戦の魅力の1つだが、時には大乱闘の発端にもなる。MLB公式サイトでは「史上最高のバットフリップ」とランキング形式で紹介。1位には一発勝負のポストシーズンで飛び出した元本塁打王の“バット投げ”が選出された。
MLB公式サイトが「バットフリップの美しさ。これは芸術だ」と伝えた特集記事。1位に選ばれたのはブルージェイズのホセ・バティスタ外野手だった。2015年のレンジャーズとの地区シリーズ第5戦。同点の7回に勝ち越し3ランを放ち、バットを一塁側へ投げつけた。「本塁プレートに立ち尽くし、バットを脇に強く投げつけた」と述懐したが、これがレンジャーズの反感を買った。翌2016年5月、二塁ベースのオドーアに危険なスライディングで守備妨害を行った際に両軍の乱闘騒動に発展してしまった。
ブルージェイズ時代の2010、2011年と2年連続本塁打王に輝き、通算344本塁打をマーク。メジャーでのプレーはブレーブス、メッツ、フィリーズでプレーした2018年が最後となっている。はや4年の時が経つが、トロントを熱狂させたスラッガーのバットフリップはファンやメディアの記憶に深く刻まれている。