甲子園優勝&元プロ指導者が語る…伸びる選手の特徴 小学生から心掛けたい“行動”

チームを考えた行動を取ることも「伸びるポイントの一つ」

 体がまだ成長途中である小学生に、厳しいトレーニングは必要ない。「幼い頃から意識しておくと、中学、高校とレベルが上がっても困らない。多くの引き出しを持っておいて損はない」。大事にしたいのは練習に取り組む思考や、目標に向かって実際に行動に移せるかだ。

「自分のことばかりを考えている選手より、チームを考え、率先して道具を運んだり、自らグラウンド整備をしたりする子も伸びる選手のポイントの一つかもしれません」

 心が変われば、行動も変わっていく。順応力、吸収力が急上昇し始める小学生の時期に、今後につながる“基礎”を身につけたい。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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