西武ドラ1蛭間ら新人3人がキャンプA班スタート 松井監督期待「まずは見てみたい」
WBC出場組の源田、山川もA班「万全の状態で行ってもらえるように」
西武の全体会議(スタッフミーティング)が26日、埼玉・所沢市内で行われた。就任1年目の松井稼頭央監督、渡辺久信GM、奥村剛球団社長らが顔をそろえ、2月6日から始まる春季キャンプのA班(宮崎・日南市南郷町)・B班(高知・高知市春野町)の振り分けなどが決定。新人では3選手がA班スタートとなった。
新人選手のうち、“即戦力タイプ“のドラフト1位・蛭間拓哉外野手(早大)、4位・青山美夏人投手(亜大)、6位・児玉亮涼内野手(大阪ガス)の3人が順当にA班スタート。松井監督は「その3人は(新人合同自主トレで)順調にきている。キャンプでユニホームを着れば、また違う張りなども出てくるだろうが、まずは見てみたい」と語った。
A班では2月11日から14日までの4日間、OBの松坂大輔氏が臨時投手コーチを務めることも決まっており、松井監督は「大輔にはいろいろ引き出しがあって、僕たち(首脳陣)と違った見方もあると思う。彼の話を聞けることは、チームにとって大きい。僕も楽しみ。僕が大輔を捕まえない(独占しない)ようにしたい」と笑った。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に侍ジャパンの一員として出場する源田壮亮内野手、山川穂高内野手もA班スタート。松井監督は「万全の状態でWBCに行ってもらえるように、サポートしていきたい」と請け合った。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)