エ軍売却中止の影響…大谷翔平の残留「可能性は5%」 米敏腕記者が650億円争奪戦予想
ドジャース、パドレス、ジャイアンツ、メッツなど「間違いなく参加」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、23日(日本時間24日)にアート・モレノオーナーが球団売却するための調査を終了し、2023年以降も所有権を継続すると発表した。米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン記者は、大谷残留の可能性が大きく下がったことを報じた。
球団売却を中止したことで「エンゼルスが二刀流のスーパースターであるショウヘイ・オオタニを残せる可能性はそもそもあまりなかったが、予想外のひとつの判断から、その可能性が更に下がった可能性が高い」と同紙。「あるライバルチームの関係者は『彼が2024年開幕をエンゼルスの選手として迎える可能性は5%ほどだ』と言い切った」という。
常勝チームのドジャース、大金を費やすパドレス、ジャイアンツ、スティーブ・コーエンがオーナーを務める“金満”メッツは「入札に間違いなく参加するだろうし、その額は簡単に5億ドル(約648億5800万円)に届くかもしれない」と争奪戦を見込む。
「主な目標は勝つことだとオオタニが公言してから、エンゼルスの(大谷と再契約する)チャンスはとても低いように見える。争奪戦については、少なくとも新しいオーナーであれば、モレノオーナー下で長期に渡って負け続けてきた責任を負わされることはなかったはずだ」と分析した。“売却中止”が大谷の去就に影響を与えることになるのは確実だが、早くも周囲は騒がしさを増している。
(Full-Count編集部)