昨秋から体重8キロ増、選抜で大化けの可能性 最速141キロもプロ注目の名門エース

バッテリーを組む堀はドラフト上位候補「負けないようにしたい」

 これまでの球種は直球とカーブ、スライダー、チェンジアップの4種類。アウトコースに投げ抜く制球の精度を上げると共に「落ちる球も作っていきたい」と、新球種にも着手している。選抜だけでなくその先を見据え、投手としての幅を広げていく。

 バッテリーを組む堀柊那捕手(2年)はドラフト上位候補としても注目を浴びている。頼もしい存在なのは間違いないが「堀に関してはちょっと別格(笑)。僕も将来的にはプロを目指しているので、負けないようにしたい」と、ライバル心を覗かせる。

 チームは今大会の優勝候補にも挙がるが「相手ではなく、目の前の試合に入り込みたい。調子が悪い中でも、チームを勝たせる投球。自分がどれだけ抑えられるか」と慢心はない。秋からパワーアップした姿を全国の舞台で見せつける。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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