大谷翔平から一気に“格下げ”の悲劇 たった54安打の24歳抜擢は「最悪の選択だ」
昨季54安打のチザムの表紙抜擢に疑念の声
MLBの大人気ゲーム「MLB The Show 23」のカバーアスリート(表紙)に、異論が巻き起こっている。昨年版はエンゼルスの大谷翔平投手が選ばれたように、“球界の顔”が務めるのが常。今回はマーリンズの24歳ジャズ・チザム内野手が採用されたことに、ファンは「表紙は良くできていると思うけど、変な選択だ」「最低でもトップ選手を起用すべきだ」と首を傾げている。
2023年版は3月28日(日本時間29日)に発売。MLB公式サイトやゲームの公式ツイッターでは、パッケージの表紙が公開された。躍動感あるデザインは目を引くものの、チザムは昨季60試合出場で53安打、打率.254と精彩を欠いた。2022年の主役だったとはとても言い難いように思える。
米放送局「FOXスポーツ」も、ツイッターでこの話題に言及。納得できないファンは少なくないようで「彼は楽しい選手だが、アスリートの表紙にするには最悪の選択だ」「彼は100試合も欠場して、トレードされるかもしれないのに」「昨シーズン54安打」などと否定的な意見が並んだ。
未来を担う若手を起用するにしても、昨季ア・リーグ新人王に輝いたマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が適任との声も。1年前は大谷の抜擢で大きな注目を集めた人気ゲーム。今年は違った意味で話題を振りまいている。