新助っ人を最高年俸で“格付け” 6億円の大砲&4億円の守護神…大物が日本で再起へ

ヤクルトのキオーニ・ケラ(左)と楽天のマイケル・フランコ【写真:Getty Images】
ヤクルトのキオーニ・ケラ(左)と楽天のマイケル・フランコ【写真:Getty Images】

新助っ人で一番の大物は楽天の大砲、ヤクルト右腕はメジャーでも守護神

 2月1日を迎え、NPBでは多くの球団がキャンプインした。期待の新外国人選手にとっては、慣れない異国の地で新たな一歩を踏み出す日でもある。日本では過去の実績は関係なし。横一線のサバイバルになるが、ファンにとってはメジャー時代の“格”も気になるところ。ここでは、キャリア最高年俸からランキング形式で上位3選手をピックアップした。

3位:ルイス・ペルドモ投手(ロッテ)
2020年:95万ドル(約1億2300万円)

 パドレス時代の2017年には、メジャーで先発ローテーションを守り抜き、29先発で8勝11敗、防御率4.67。規定投球回にも到達した実力派だ。2020年に年俸調停権を獲得し、95万ドルにアップしたが、同年10月にトミー・ジョン手術を受けてDFA(事実上の戦力外)となった。2022年に14試合に救援登板してメジャー復帰。手術から2年が経過し、本来の実力を発揮する頃合いだろう。

2位:キオーニ・ケラ投手(ヤクルト)
2020年:372万5000ドル(約4億5300万円)

 レンジャーズ時代の2018年には、守護神を務めた実績もある大物だ。同年途中にパイレーツにトレード移籍し、2020年には救援投手としては高額となる年俸372万5000ドルで契約を結んだ。しかし、同年はメジャー3登板に終わりFAになると、2021年5月にトミー・ジョン手術。その後のメジャー登板はないが、2022年にマイナーで実戦復帰しており、こちらも本格的な復活の年になりそうだ。

1位:マイケル・フランコ内野手(楽天)
2019年:520万ドル(約6億7700万円)

 近年、助っ人野手に苦しんでいる楽天に加入した大砲が、今年一番の大物だ。メジャー通算9年で130本塁打をマーク。2016年から2018年にかけては3年連続で20本塁打以上と勢いに乗っていた時期もある。2019年には年俸も520万ドルに到達したが、同年は打率.234、17本塁打とやや成績を落とし、新契約を提示されないノンテンダーFAになってしまった。その後は下り坂になっているがまだ30歳。日本でもうひと花咲かせるには十分若い。

(Full-Count編集部)

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