巨人・岡本和真も推奨「大人でも楽しい」運動遊び 子どもに伝えた自然と体を動かす工夫

子どもたちと触れ合い笑顔を見せる巨人・岡本和真【写真:小林靖】
子どもたちと触れ合い笑顔を見せる巨人・岡本和真【写真:小林靖】

巨人とナイキによるキッズイベントがキャンプ前の1月に開催

 遊びの中にもヒントは無数に隠れている。巨人はオフィシャルパートナーであるナイキとのキッズスペシャルイベントをキャンプイン直前の1月末、ジャイアンツ球場で開催。参加した岡本和真内野手はジャンケンや鬼ごっこをベースにしたコーディネーショントレーニングを子どもたちと行い「大人でも楽しい」と笑顔を見せた。ジャンケンがなかなか勝てない“苦境”も味わったが、子どもたちの思い出を作った。

 イベントではナイキが提唱する運動遊びプログラム「JUMP-JAM」を体験してほしいと抽選で44人の小学校低学年の子どもたちが集まった。岡本の他、小林誠司捕手、女子野球チームの金満梨々那捕手、島野愛友利投手兼内野手の4選手が参加。巨人の公式YouTubeチャンネル内にもその模様が紹介されている。選手たちが一緒に走ったり、ボールを投げたり……そして、みんなで笑っている。

 このプログラムは一般財団法人児童健全育成推進財団とナイキが共同開発。子どもが運動遊びを楽しみ、より健康的で幸せな人生を歩むための自己肯定感や社会的スキルを養う観点から構築されている。幼少期にやった子どもの遊びにアレンジを少し加え、自然と身体を動かすような工夫が施されている。

 例えば、今回実施された「ジャンケンベースボール」では野球のように一塁から本塁まで用意。本塁に全員が集まり、ジャンケンで勝ったら、進塁していく。負けた場合は同じ塁の人を捕まえて、勝つまで続けていく。4回勝てば、ホームインで1点。制限時間の中で何点取れるかを競った。頭を使って楽しく体を動かすゲームも、参加した岡本はなんとジャンケンになかなか勝てずに“9連敗”。子どもたちに完敗だった。

小林誠司が「もっともっと外で遊んでほしい」

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