ロッテ右腕の“日課”完コピ→球速20キロ超アップ 西武19歳・黒田将矢が描く将来像

オフは涌井に弟子入り「準備の大切さを改めて感じました」

 オフの自主トレは「走る量が多いと聞いていて、行ってみたいと思っていた」という涌井秀章投手(中日)に弟子入り。充実した日々を過ごした。

「基本的なことを大切にして、1年間戦い抜く体を作りたいと思っていました。朝早くから体幹、ストレッチを行い、準備の大切さを改めて感じました。走る量も多く、走ることも大事だと感じました。これからも継続したいと思っています」

 チームの核となる先発投手、完投できる投手になりたいと将来像を描く。涌井からはその心構えを伝授された。

「ローテーションで回っていく中で、当然ダメな時もある。ダメな試合を2試合、3試合続けるんじゃなくて、次の試合はいい投球ができるように、1週間あるんだから何が悪かったかそこで考えること。そうすれば、調子の波が上がったり下がったりではなく、一定になると教えてもらいました」

 経験豊富な投手から多くを学んだ19歳は、2年目以降の飛躍を目指す。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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