WBC米国アレナド、侍Jに敬意「素晴らしい投手陣」 大谷翔平、ダルビッシュら警戒

報道陣のオンライン取材に応じたカージナルスのノーラン・アレナド(写真はスクリーンショット)
報道陣のオンライン取材に応じたカージナルスのノーラン・アレナド(写真はスクリーンショット)

「ショウヘイやダルビッシュらもいる。メンツ揃っている」

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表として出場するカージナルス所属の3選手が7日(日本時間8日)、報道陣のオンライン取材に応じた。通算299本塁打を誇るノーラン・アレナド内野手は大谷翔平投手(エンゼルス)らが率いる侍ジャパンに強い警戒心を示した。

 侍ジャパンは米マイアミが舞台となる決勝ラウンドに進んだ場合、米国代表とは3月20日(同21日)の準決勝で激突する。「日本は本当に素晴らしい投手陣だと聞いている。彼ら(日本)はいつも準備が出来ている。ショウヘイやダルビッシュらもいるし、メンツが揃っていると思う。最終的には、試合に勝つことを目指し、レギュラーシーズンのように戦うだけだ」と語った。

 WBC参加20チームの出場登録選手は9日(同10日)に米専門局MLBネットワークの特番で発表される。米国代表は2017年の第4回大会では準決勝で侍ジャパンを撃破。初の世界一に立った。

 2大会連続出場となるアレナドは、「全ての試合が重要。(通常であれば)3月に重要な試合をすることはない。米国代表でプレーするとなると、勝つことがとても大切だ。再び優勝を目指すよ」と意気込んだ。マイク・トラウト外野手(エンゼルス)ら歴代最強と言われるメンバーが集まった今大会も、侍ジャパンにとっては強力なライバルとなりそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY