WBC米国代表に「超豪華メンバー」集まった理由 MVPが使った”驚愕の勧誘法”
トラウト、ターナー、ベッツが早くに手を上げた理由
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で豪華メンバーを集めた米国代表が、驚きの“勧誘法”を使っていたことが明らかになった。昨季のナ・リーグMVPに輝いたポール・ゴールドシュミット内野手(カージナルス)が、一塁の守備に就くたびに塁上の走者へ代表入りへ声をかけていたというのだ。
これはMLB公式サイトのカージナルス番記者、ジョン・デントン氏が自らのツイッターで報じたもの。「2017年WBCで米国が優勝したことが、トラウト(エンゼルス)やターナー(フィリーズ)、ベッツ(ドジャース)といったスター選手の2023年大会への早期の参戦表明に一役買った。ゴールドシュミットは、彼らが試合中に出塁したときに一塁上で代表チームに勧誘していたと話した」としている。
米国代表のWBCでの成績は決して良くなく、日本が優勝した2006年の第1回大会が通算3勝3敗で第2ラウンド敗退。2009年の第2回大会は通算4勝4敗で準決勝敗退。2013年も通算3勝3敗で第2ラウンド敗退だった。2017年大会でようやく初の頂点に。野球の母国に恥じない成績を残したことで、さらに豪華メンバーが集まりやすくなったと指摘している。
ゴールドシュミットは前回大会に米国代表として参加したものの、打撃不振で準決勝の日本戦、決勝のプエルトリコ戦ではスタメン落ち。7日(日本時間8日)のMLBネットワークの番組で、13打数1安打に終わったことに触れ「あの時も準備したが結果が出せなかった。今回はもっといいプレーがしたい」と、リベンジを期していた。
(Full-Count編集部)