メジャー最速の“爆肩”は「やっぱ本物」　ひょい投げでも走者絶望「守備で金取れる」

アキーノは昨季、メジャー最速の送球を記録した肩も魅力

　中日の新外国人、アリスティデス・アキーノ外野手が見せた“爆肩送球”にファンの驚きが集まっている。右翼の定位置から軽く投げたボールはグンと伸び本塁へ。制球も抜群で、突入しようとした走者はベースのはるか手前という有様に「やっぱ本物」「えぐい肩」とコメントがついた。

　アキーノは8日のキャンプで、実戦を想定した走者を置いての守備練習で外野を守った。1死二塁想定の場面、アキーノは右前への打球に猛チャージすると、本塁へワンバウンドの絶好球。走者をホームの手前でアウトにした。別の場面では右翼線の打球に追いつくと、回転しながら二塁へ送球し、走者を刺している。

　身体能力に優れたアキーノは、レッズでプレーした昨季、メジャーで唯一時速100マイル（約160.9キロ）を超える送球を記録した爆肩が魅力。軽く投げたかに見える送球も相手を脅威に陥れそうだ。思わず白い歯を見せ喜ぶ姿にファンからは「守備で金取れる」「まだ本気出してない感」と、期待感十分のコメントが並んでいた。