アクーニャJr.、WBC急転出場へ「ベネズエラの実力を見せる」 古傷懸念もブ軍許可
2021年に右膝前十字靭帯断裂の大怪我…昨季は打率.266、15本塁打と不振
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に母国ベネズエラ代表として出場することになった。地元紙アトランタ・ジャーナルコンスティテューションのブレーブス番ジャスティン・トスカノ記者が伝えた。
2021年に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ったアクーニャJr.は昨季119試合出場。打率.266、15本塁打、50打点と本調子から程遠い成績に終わった。アクーニャJr.自身はWBC出場に前向きだったものの、チームスタッフらは否定的で、出場辞退する可能性が指摘されていた。
昨季終了後もウインターリーグに参戦。右膝の状態は問題ないという。トスカノ記者は「アクーニャJr.はWBCベネズエラ代表としてプレーする。決断は今日下された」とツイート。「ブレーブスは快く受け入れる。その理由は代表合流前に、彼の状態をキャンプ数週間で確認するからだ」と伝えた。
野球専門ツイッター「B/Rウォークオフ」によると、アクーニャJr.は「WBCはチャレンジだが、我々チーム・ベネズエラの実力を見せる機会でもある。私は自国を代表し、我々のやり方でプレーする準備ができている」とコメントしている。コンディションさえ問題なければ、メジャー屈指の強打者を世界一をかけた大舞台で見られることができそうだ。
(Full-Count編集部)