エ軍170キロ右腕が「剛球連発なら躊躇なく」 開幕メジャーの可能性…米メディア予測

テネシー大時代のベン・ジョイス【写真:Getty Images】
テネシー大時代のベン・ジョイス【写真:Getty Images】

ベン・ジョイスは大学時代の昨年5月、約169.8キロの剛球を披露した

 メジャーリーグももうすぐキャンプイン。メジャー契約に当たる40人枠ロースターには入っていないが、招待されてキャンプに参加する選手の中にも注目株は少なくない。大谷翔平投手が所属するエンゼルスでは、昨年ドラフト3巡目指名の最速170キロ右腕、ベン・ジョイス投手が注目されており、米放送局「CBSスポーツ」はキャンプで剛球を連発すれば開幕ロースターに入るだろうと予測している。

 22歳右腕はテネシー大学在学時の昨年5月に105.5マイル(約169.8キロ)をマークした剛腕。エ軍入団後は傘下2Aで13試合に登板し、1勝1セーブ、防御率2.08をマーク。13イニングを投げて20三振を奪った。

 記事は「この類の選手をマイナーでゆっくり育てるはずはない」とし、エンゼルスが近年積極的に有望株をメジャーに昇格させていると指摘。「スプリングトレーニング中にジョイスが剛球を連発すれば、エンゼルスは躊躇することなく開幕ロースターに入れるだろう」と占っている。

 また、ホワイトソックスでは元ソフトバンクのオスカー・コラス外野手をあげている。2020年1月にメジャー移籍を目指して亡命し、昨年2月にホワイトソックスと契約。昨季はマイナー3つのレベルで合わせて打率.314、出塁率.371、長打率.524、23本塁打をマークした。記事は右翼のポジション争いは混沌としており、24歳のコラスが「オープン戦で大暴れすれば開幕ロースター入りもまったくありえないわけではない」と伝えている。

 こうした若き才能がメジャーキャンプでどんなアピールを見せるか。注目される。

(Full-Count編集部)

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