元阪神ボーア、現役引退を表明「今日がその日だ」 今後は「大学で学位を取得」
自身のツイッターで表明「全ての選手のキャリアに終わりが訪れるときが来る」
元阪神助っ人のジャスティン・ボーア内野手が10日(日本時間11日)、自身の公式ツイッターで現役引退を表明した。日米韓、そしてメキシコでもプレーした34歳は「全ての選手のキャリアに終わりが訪れるときが来る。私にとって、今日がその日だ。野球ありがとう。そして、その道を(進むことを)助けてくれた全員にもありがとうを伝えたい」と思いを綴った。
2009年のドラフトでカブスから25巡目で指名され、2014年にマーリンズでメジャーデビュー。2020には阪神に移籍し、99試合で17本塁打、45打点、打率.243の成績で1年で退団した。その後は韓国LGなどに身を置き、2022年はメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズでプレーした。メジャー通算559試合出場で92本塁打、303打点、打率.253。
ボーアはメッセージ付きの写真を投稿。「生活の為に愛する野球をプレーできた13年間に、私は一生感謝する」と述べ、家族に感謝を伝えた。デビュー球団となったマーリンズには「2014年にメジャーリーガーになるという私の夢を叶えるチャンスを与えてくれて、ありがとう。そして、その時は私の人生でも最高の時期でもあった」と振り返った。
今後についても記し「私は、(母校の)ジョージ・メイソン大学で学位を取得しているところであり、そして、家族と過ごしている」と報告。最後に「私にたくさんのことを与えてくれた野球に恩返しできる機会を楽しみにしている」とまとめた。