154キロ剛球は「主力にのし上がりそう」　“未完の大器”の1球が「めっちゃ走ってる」

日ハム・田中正義は11日紅白戦で154キロをマークした

　日本ハムに今季加入した田中正義投手が11日の紅白戦に登板。1イニングを投げて最速154キロをマークした。潜在能力の高さを示した投球にファンも期待。「主力投手までのし上がりそうな真っ直ぐ…」「めっちゃ球走ってて期待できる」と声を上げた。

　先発した田中は1回を無失点。先頭のドラ1・矢澤に投じた1球が154キロを計測した他、木村を変化球で三振に仕留め、今川を152キロで中飛に打ち取っている。右腕は笑みを浮かべてマウンドを降りている。

「パーソル パ・リーグTV」は公式YouTubeに「【最速154キロ】田中正義『1回無失点で“順調”アピール』」のタイトルで動画を投稿。「侍戦士顔負けの仕上がりで怪我しなかったら絶対結果残せると思う」「投げてて楽しそう」「抑えで見てみたい」とコメントが並んだ。FA移籍した近藤健介外野手の人的補償で新天地へ。“未完の大器”は7年目で開花するか。