推しとの共演に「新人王はマスト」　ロッテドラ1・菊地吏玖が密かに目指す“吉沢亮超え”

ロッテ菊地吏玖は浜辺美波さんの写真集を持って入寮

　ロッテのドラフト1位ルーキー菊地吏玖投手（専大）はキャンプ初日、独特な緊張感を感じながらピンストライプのユニホームに袖を通し、プロとしてのスタートを切った。入団会見でも熱望した“推し”とのCM共演を目指して、今季は新人王を狙う。

　昨年は東都2部リーグで最優秀防御率とベストナインのタイトルを2季連続で獲得。大学日本代表にも選出された152キロ右腕は、「とにかく1年間、チームの戦力になり続けることを1番において、その結果新人王が見えてくれれば良いのかなと思っています」。先発中継ぎ問わず、任されたポジションで腕を振る決意だ。

　入寮の際は、大ファンである女優・浜辺美波さんの写真集を3冊持ち込んだ。高校時代に浜辺さんが主演を演じる「君の膵臓を食べたい」を鑑賞し、虜になった。「この女優さんすごい綺麗だし、調べてみたら僕と同い年だったりして……そこから好きになっていきました」。大学時代には部屋にポスターを貼り、疲れを癒した。持っている10冊の中から苦渋の末、3冊をセレクト。プロ生活も“推し”とともに乗り越えていく。