134発捕手が経験した“日本野球”「最高の楽しさ」 397億円男は球場に感慨「クール」

フィリーズのJT・リアルミュート【写真:ロイター】
フィリーズのJT・リアルミュート【写真:ロイター】

WBC米国代表ターナーは2013年日米大学野球で来日「日本は素晴らしかった」

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む米国代表のトレイ・ターナー内野手、JT・リアルミュート捕手、カイル・シュワーバー外野手(いずれもフィリーズ)が13日(日本時間14日)、報道陣のオンライン取材に応じ、日本野球への印象を語った。

 ターナーはノースカロライナ大時代の2013年の日米大学野球で来日。松山・坊っちゃんスタジアム、神宮球場などで山崎康晃投手(DeNA)、吉田正尚外野手(レッドソックス)らと対戦した。「日本は素晴らしかった。球場が本当にクールだった。僕の中で際立っていたことの1つは、4つの異なる種類の球場でプレーしたこと。芝の球場もあれば、内野がすべて土のところもあった」。このオフに11年3億ドル(約397億円)でフィリーズ入りしたが、アマチュア時代の経験が忘れられないようだ。

 通算134本塁打を誇る俊足強打のリアルミュートは、マーリンズ時代の2018年に日米野球にMLB選抜チームの一員として来日。2本塁打を放った。「日米野球の際にMLBオールスターとして日本でプレーした。その時の経験は、僕が野球を今までにプレーした中でも最高レベルの楽しさだった。試合開始の時から日本のファンは本当に活気があった」。日本独特の野球観戦を今もはっきりと覚えているようだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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