鈴木誠也「元気ですよ」 新ステップ打法で豪快アーチ、2019年MVPと“豪華共演”

自主トレで汗を流すカブス・鈴木誠也【写真:編集部】
自主トレで汗を流すカブス・鈴木誠也【写真:編集部】

屋内ケージで約30分、屋外でのフリー打撃で33スイング

 カブスの鈴木誠也外野手が13日(日本時間14日)、米アリゾナ州メサのキャンプ施設で自主トレを行った。屋内ケージで約30分ほど打ち込むと、屋外でのフリー打撃で33スイング。アリゾナでは珍しく降った小雨の中、約1時間半汗を流し、練習後には「元気ですよ」と明るい表情を見せた。

 オフの肉体改造で体の一回り大きくなった鈴木が、フリー打撃で鋭い打球を連発した。今オフにカブスへ加入した2019年ナ・リーグ最優秀選手のベリンジャー外野手らと共に33スイング。昨季よりも左足のステップをやや小さくしたフォームから広角に打ち分け、左右に豪快な柵越えも。ケージの後ろから見守ったロス監督も満足そうに目を細めた。

 フリー打撃後も、キャッチボールやランニングなどを行って調整。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野手の集合日は16日(同17日)までだが、今月上旬からキャンプ地入りして自主トレを続けていて動きも軽快だ。練習中には、同僚と談笑する姿を見せるなどメジャー2年目の余裕も感じさせる鈴木。WBC日本代表で、そしてカブスでも主軸としての期待がかかる28歳が順調な調整を続けている。

(Full-Count編集部)

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