オリ山本由伸が最速156キロで同僚を圧倒 紅白戦で2回4K、WBCへ調整順調

紅白戦に登板したオリックス・山本由伸【写真:宮脇広久】
紅白戦に登板したオリックス・山本由伸【写真:宮脇広久】

“WBC壮行”紅白戦で2回1安打4K無失点MAX156キロ

 17日から侍ジャパンの宮崎キャンプを控えているオリックス・山本由伸投手が14日、チームの春季キャンプで紅白戦に登板した。白組の先発投手として2イニングで27球を投げ、打者7人に対し1安打4奪三振無失点に抑えた。3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて滑り出した。

 バッテリーを組んだのは、西武からFA移籍した森友哉捕手。初回、いきなり1番の太田椋内野手、2番の杉澤龍外野手を連続空振り三振。紅林弘太郎内野手には156キロの速球を右前打されたが、育成選手のレアンドロ・セデーニョ内野手を154キロで見逃し三振に仕留め、初回のアウトは全て三振で奪った。

 2回は捕手が石川亮に代わり、来田涼斗外野手を左飛。池田陵真外野手を変化球で見送り三振。大里昂生内野手を中飛に打ち取った。この日の最速は、紅林に打たれた球を含め156キロが2球。WBCへ向けた壮行試合の様相を呈した。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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