“球都桐生”に「全国一愉しい」チーム誕生 監督は大阪桐蔭OB…「桐南ポニー」が始動

中学硬式「桐南ポニー」が4月に誕生
中学硬式「桐南ポニー」が4月に誕生

代表にはNPBの侍ジャパン事業戦略を担当した荒木重雄氏が就任

“球都桐生”に「全国で一番愉しい」チームが新たに生まれる。一般社団法人桐生南スポーツアカデミーは10日、今春から中学硬式野球の日本ポニーベースボール協会に加盟する「桐生南ポニーリーグ(通称:桐南ポニー)」を創設することを発表した。監督には大阪桐蔭高時代に甲子園などで活躍した謝敷正吾氏が就任する。

 大阪桐蔭高時代、甲子園に2度出場した謝敷氏。1学年下の巨人・中田翔内野手とアベック本塁打を放つなど活躍した。その後は、明大、独立リーグの石川ミリオンスターズでもプレーした。

 謝敷氏はチームを通じてコメントを発表。「桐南ポニーは、勝つことも大事ですが、それ以上に選手たちが主体的に考え、高校でも野球を継続し、活躍できるための技術の習得、さらには将来、社会にでても活躍できる人材づくりを最優先としたチーム作りをしていきたいと思っています。まずは『全国で一番愉しい』チームにしたいと思っています」と意欲を表した。

 球団代表にはロッテで球団経営改革やNPBで侍ジャパン事業戦略などを担当した荒木重雄氏が就任。プロ、アマでの経験や知見をもとにテクノロジーや科学も取り入れた「新時代型チームづくり」を目指すとしている。アドバイザーには、ジャイアンツアカデミーの校長などを歴任し、高崎中央ボーイズの監督を務める倉俣徹氏(巨人野球振興部長)が就任する。

 閉校した桐生南高跡地を拠点に4月から始動予定で、新中学1、2年生を対象に募集を開始。2月17日と19日に入団説明会を開催する。

(First-Pitch編集部)

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