佐々木朗希が160キロで燕・村上を三振斬り 2回5Kの実戦初登板に場内ざわめき
ヤクルトとの練習試合で先発、4番村上にも160キロ計測、4者連続三振
ロッテ・佐々木朗希投手が15日のヤクルトとの練習試合(糸満)に先発。実戦初登板ながら、初回に160キロをマークした。侍ジャパンでチームメートとなる村上宗隆内野手との対戦では、この日2球目の160キロで空振り三振に仕留めるなど、4者連続三振を含む2回1安打無失点、5奪三振の快投で場内をざわつかせた。
佐々木朗は初回から伸びのあるストレートを披露し、三振の山を築いた。先頭の丸山和に対して157キロの直球で追い込むとスプリットで三振。2番の中村はスライダーで連続三振。3番の内山に対しては2ストライクとした後の3球目にはなんと160キロを計測。ボールになったが、4球目で三振に仕留め、三者連続三振の立ち上がりだった。
2回の先頭では、注目の村上との対戦。カーブとフォークで追い込むと、最後は160キロの直球で空振り三振。“侍対決”を制した。続く、長岡に左前安打を浴びるまで4者連続三振を奪うなど、上々の立ち上がりとなった。佐々木朗は2回を投げて降板したが、WBCに向けて調整は順調のようだ。