藤浪晋太郎、通訳なしで英会話「聞き取りできる」 メジャーの洗礼も…「だいぶ短い」

キャンプ初日を迎えたアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:編集部】
キャンプ初日を迎えたアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:編集部】

キャンプ初日、練習時間に仰天「だいぶ短い」

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が15日(日本時間16日)、米アリゾナ州メサの球団施設でバッテリー組のキャンプ初日を迎え、キャッチボールや守備練習などで調整した。練習時間は約1時間半。メジャー流の”時短”キャンプに「だいぶ短いなという印象」と話しつつ、「始まったなという感じ。そんなに緊張とかは(なかった)。違和感なくスタートを切れた」と充実の表情で振り返った。

 キャッチボールでは、相手を務めた右腕フレディー・ターノク投手と「『カーブいいね、すごいね』みたいな話をしたら教えてくれました」と意見交換。通訳を交えることなく、持ち前の英語力を生かしてコミュニケーションを図り「簡単な英語なら聞き取りは何となくはできる。あとは返すボキャブラリーだけ増やしていけたら」と意欲的だった。

 日本に比べて時間の短いメジャーキャンプにも「足りない部分は自分で自由に任されている。できる部分はあるので、足りないと思ったらしっかりやれればいい」と泰然。全体練習後は早速、屋内にあるトレーニングルームに向かった。

 チーム再建中のアスレチックスには若手の先発候補が多くおり、マーク・コッツェイ監督も「競争になる。キャンプで見極めていきたい」。先発ローテを争う立場の藤浪も「自分の持っているものをしっかり出して、いいアピールができるような1か月にできたらいい」と意気込み十分。16日(同17日)にはキャンプ初のブルペン投球を予定している。

(Full-Count編集部)

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