“親友ではなかった”両エースがメッツで9年ぶり再会 地元紙期待「うまくいく」

メッツのマックス・シャーザー(左)とジャスティン・バーランダー【写真:Getty Images】
メッツのマックス・シャーザー(左)とジャスティン・バーランダー【写真:Getty Images】

シャーザーとバーランダーは2010年から14年までタイガースで同僚

 千賀滉大投手が加入したメッツは、マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーが2014年以来、9年ぶりに共闘する。メッツ地元紙「ニューヨーク・ポスト」は、両エースの再会に「2人が組むのはうまくいく」と期待を寄せた。

 シャーザーはこれまで、スティーブン・ストラスバーグやクレイトン・カーショー、ジェイコブ・デグロムら一流先発投手に囲まれることが多かった。今年からバーランダーがメッツ入りし、キャリアで2度目となる同じローテーションを組む。

 2010年から14年までタイガースで同僚だった2人。シャーザーは「5年間一緒に投げたのは分かっているが、8年間離れ離れだった。(バーランダーのデトロイトや)ヒューストンでの経験を経て、メモを比べ合うのがとても楽しみだ。一緒にプレーしてからだいぶ野球が変わったからね」と歓迎した。

 タイガース時代は“親友”とはいえなかったことをお互いに認めているが、「お互い以前とは、キャリアの中で違うステージにいる。さらには人生のステージも以前とは違う。今回は間違いなく色々なことが違ってくる」「それ(かつて親友とは言えなかった関係性)が問題なるとは思えない」と発言している。

 オフには同じジムでトレーニングを行い、バーランダーは「彼とまたここで一緒になるのが本当に楽しみだ。お互い人生の中で違う状況にあるのは明らかで、タイガース時代を振り返った時、驚くほど素晴らしいチームだったのに究極の目標を達成できなかった。なので願わくば、ここで彼と再会し、それを達成したい」と頂点を見据えた。

40歳目前、2年116億円で加入のバーランダーは危機感も…

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