“銭闘”でも敗退…韓国主砲が「かわいそう」 WBC代表も外れ、新天地でご難続き
チェ・ジマンは年俸調停でパイレーツに敗れ、来季は約6.2億円
パイレーツのチェ・ジマン(崔志萬)内野手が年俸調停で“敗れた”。今季の年俸540万ドル(約7億2400万円)を要求していたが、実施された年俸調停公聴会で裁定が下され、パイレーツが提示した465万ドル(約6億2400万円)で決着した。同内野手は「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場を希望していたが、球団の反対で外れることに。地元紙は「2度目のダメージ」と伝えている。
チェ・ジマンが“踏んだり蹴ったり”の事態に陥っている。WBC韓国代表に選出されていたが、所属するパイレーツはオフに肘の手術を受けたことを理由に反対。不参加が決まった。そして今回、年俸調停で敗れ、地元紙「トリビューン・レビュー」は「スプリングトレーニングで同僚らと合流する前に2度目のダメージに苦しんだ」と伝えた。
記事によると、パイレーツのベン・チェリントンGMは16日(日本時間17日)にWBC出場を反対した理由について言及。球団が決断した際に、チームにとって理想的な形(状態)で参加するための準備が十分整っているかどうかはっきりしていなかったとしている。しかし、レギュラーシーズンには間に合うように回復すると期待しているとも述べている。また、デレク・シェルトン監督は「シーズンに向けて準備しないといけない。我々は(チェ・ジマンと)腰を据えて話をしていく」と語った。
ファンも同情を寄せる。地元紙「ピッツバーグ・ポストガゼット」のパイレーツ番、ジェイソン・マッキー記者が自身のツイッターに年俸調停で敗れたことを伝えると、続々反応。「やれやれ。かわいそうに」「パイレーツのキャリアは酷いスタートだ」「WBC出場も年俸調停も拒否され、パイレーツは彼に好かれようなどとあまり思っていないな」とコメントが並んだ。昨年11月にレイズからトレード移籍。ご難続きのスタートとなってしまった。
(Full-Count編集部)