気になっていた少年の「家が焼け落ちていた」 ヤ軍左腕の“善行”が「なんて素晴らしい」
ヤンキースのカルロス・ロドンが気になっていた一軒家
ヤンキースのカルロス・ロドン投手が行った“善行”に、大きな反響が寄せられている。地元放送局「SNY」は、公式ツイッターで「ヤンキースファンから送金されたVenmo(決済サービス)を使って、イリノイ州に住む15歳の少年の家を立て直した」と紹介。左腕のコメントも合わせて伝えた。
きっかけは、ある一軒家だった。「インディアナのへんぴな場所に僕は住んでいるんだけど、その地域ではハンティングが生活の大きな部分を占めているんだよ。そして僕といとこが州境を運転していた時、いつも通りすぎる一軒家があってね」と、ロドンは振り返る。「いつだったか、バスから降りる(その家に住む)少年を見た時があったんだ。そのとき、いとこが『いつか彼に何かいいことをするべきだ』と、言ったんだ」と覚えていた。
それから数年たった今オフ。「再度訪れたとき、彼の家を見つけられなかった。焼け落ちていた。車を降りて、その少年に話しかけたよ」。自然と、いとこの言葉を思い出す。「Venmoで貰ったお金を持っていたから、それでその少年のために素敵なことをするってなったんだ」とサプライズを決断した。
ロドンは昨季、ジャイアンツで31試合に登板して14勝8敗、防御率2.88と抜群の成績をマーク。オフにFAとなり、加入を切望するヤンキースファンから“激励金”が贈られていた。「ニューヨークのファンのみんな、イリノイ州に住む15歳の少年を助けてくれてありがとう。あなた達は素晴らしいファンだ」と感謝する。
“正しいお金の使い方”に、ファンは納得するどころか感動。「めちゃめちゃカッコいいな」「これは素晴らしい。ワオ」「なんていい奴」「彼はニューヨークでうまくやってけるね」「アメージング。なんて素晴らしいこと。カルロス・ロドンよくやった!」などと絶賛する声が相次いだ。
(Full-Count編集部)