直近3年で8登板…“329億円男”が再び故障 復帰未定で進退問う声「引退すべきだ」
ストラスバーグは右腕と肩の神経に違和感…キャンプに参加せず
2019年のナショナルズ世界一の立役者、スティーブン・ストラスバーグ投手が苦しんでいる。昨年までの3年間で相次ぐ故障に見舞われた右腕は、今年もキャンプ前に右腕と肩の神経に違和感を覚え、フロリダ州ウエスト・パームビーチで行われているキャンプ参加を見送っている。復帰時期は不透明でマイク・リゾGMは無念の思いを明かし、ファンは「この男は引退すべき」「本当に悲しい。キャリアは終わった」などと声を寄せている。
2019年に18勝で最多勝を獲得し、ワールドシリーズでMVPを受賞。そのオフに7年総額2億4500万ドル(約329億円)でナショナルズと再契約したストラスバーグだが、そこから相次ぐ故障に見舞われてきた。この3年間で登板したのは8試合で、31回1/3にとどまる。そして、今季も早々と故障が発覚し、現在もワシントンDCに残っている。
地元TV局「MASNスポーツ」によると、リゾGMは17日(日本時間18日)、「彼は超が付くほど闘争心のある選手。極めて厳しい状況でもマウンドに上がることを恐れない」と述べた上で現状を明かした。「1日ごとに様子を見ていく。(今後について)あらゆる意見を求めていく。本人とも話をしていく。(故障の)知らせは決していい気分にさせてくれるものではない。彼は酷い気分を味わっている」と述べた。
34歳右腕が栄光から一転、陥った苦難の道。米スポーツ局「FOXスポーツ」がストラスバーグの現状を公式ツイッターに投稿すると日米ファンは続々反応した。「もう二度と投げないかもしれない」「なんてこった。この男は史上最高になるはずだった」「見てるだけで辛いよストラスバーグ」「まじかーい」といった悲痛なコメントの他、「まだプレーしていたことさえ知らなかった」と厳しいコメントも並んだ。
(Full-Count編集部)