ダルビッシュが初ライブBP登板で“おかわり”　村上に被弾も打球の行方を追って“笑顔”

MLB選手が実戦に出場できるのは3月6日以降

　宮崎でキャンプを行う野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手（パドレス）が21日、実戦形式の打撃練習・ライブBPに初登板した。村上宗隆内野手（ヤクルト）ら打者5人と対戦した。

　ダルビッシュは半袖姿でマウンドに登場すると、サンマリンスタジアムは温かい拍手で包まれた。投球練習中には足場を確認したり、変化球の精度を甲斐拓也捕手と確かめた。

　1人目に対戦した村上には4球目にバックスクリーンへ運ばれたが、センターへの大飛球に笑顔。対戦を楽しんだ様子だった。

　19日の第1クール終了時には「デッドボールを当てないように」と冗談まじりに話していたダルビッシュは、大城卓三（巨人）、近藤健介（ソフトバンク）、岡本和真（巨人）、牧秀悟（DeNA）の5人を相手に投じた。

　すると、最後は村上と再戦。予定になかった対戦にファンからまた拍手を浴びた。一ゴロ、左安打を許すと降板。24球を投じた最後は甲斐と握手した。

　MLB所属選手はルール上、実戦には3月6日以降にしか参加できない。そのため、ダルビッシュらメジャー選手はライブBPなどで感覚を養っていくことになる。

（Full-Count編集部）