藤浪晋太郎「滅多にない機会」 大谷翔平との直接対決を心待ち「楽しんで投げる」
「日本人の方は楽しみにしてくれていると思う。楽しんで投げるようにしたい」
アスレチックスの藤浪晋太郎投手は米アリゾナ州メサで行われる28日(同3月1日)のエンゼルス戦で初の実戦登板に臨むことが正式に決まった。同じ1994年生まれの大谷翔平との投げ合いについて、「日本人の方は楽しみにしてくれていると思う。せっかくの機会ですから、彼はどう思っているか分からないですけど、自分自身は楽しんで。滅多にない機会なので、楽しんで投げるようにしたい」と表情を引き締めた。
大谷とは2014年3月8日のオープン戦(甲子園)、同年7月19日のオールスター(甲子園)でも投げ合った。実に9年ぶりの直接対決だ。「初実戦なので緊張すると思いますけど、せっかくのスプリングゲームなので、楽しんで投げられるようにしたいと思います」と心待ちにした。
23日(同24日)は実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った。「カットが抜けたりとか修正点はありましたけど、全体的には悪くはなかったと思います。全球種を投げました。スプリットは良かったです。1球叩きつけてしまいましたが、スプリットとファストボールは良かったです」と振り返った。硬いと言われる米国のマウンドについては「もっと硬いと思っていた。最近は日本のマウンドも硬くなっていて、あまり変わりはないかなと思いました」と話した。
(Full-Count編集部)