吉田正尚、実戦デビューで1打点 米メディアも評価「逆方向へ楽に打っていた」

練習試合に「4番・左翼」で出場したRソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
練習試合に「4番・左翼」で出場したRソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

ノースイースタン大との練習試合に「4番・左翼」で先発出場した

 レッドソックスの吉田正尚外野手が24日(日本時間25日)、米フロリダで行われたノースイースタン大学との練習試合で“実戦デビュー”を果たした。「4番・左翼」で先発出場して1打数無安打1打点だった。MLB公式サイトも吉田の初出場を伝えた。

 初回の第1打席は左犠飛で初打点をマーク。2回の第2打席は中飛だった。守備は2本の飛球を処理するなど無難にこなした。記事では「一番心地よさそうだったのは打席でのプレーだった」として「初回の第1打席はカウント0-2で犠飛を放った。逆方向へ楽に打っていたので、それができる左打者に利益をもたらすフェンウェイパークにすぐに慣れるだろう」と上々の評価だった。

 吉田は侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加するため、3月にはチームを一時離脱する。それもあってか、全体集合日の2週間前にはキャンプ地フォート・マイヤーズ入りして調整を続けていた。

 アレックス・コーラ監督は「早く来る必要はなかったが、来てくれたことは大きな意味を持つ。こちらの文化に慣れるために素晴らしい仕事をしてくれた」「彼がいい選手だというのは知っている。信頼できる人物だ。我々は彼に大きくコミットしたし、ここまでの彼は素晴らしい」と感心していた。

【実際の映像】レッドソックスユニでお馴染みフルスイング… 吉田正尚の実戦デビューの様子

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