大谷翔平“相棒争い”で23歳が存在感 「慣れる必要がある」初登板でもコンビへ
オハッピーは初ブルペン、初ライブBPでも大谷の球を受けた
エンゼルスの大谷翔平投手の“相棒”は誰になるのだろうか。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者はスプリングトレーニングでの初ブルペンとライブBPで23歳のローガン・オハッピー捕手と組んだことに着目。正捕手争いで存在感を示している。
記事によれば、28日(日本時間3月1日)の初登板でも「彼のボールをキャッチをするのは、オハッピーになる予定だ」という。「エンゼルスは、オハッピーとオオタニに共通の認識を持たせようとしている。それは23歳のルーキーをメジャーリーグのロースターに入れる準備ができていると感じる重要なサインだ」と推測した。
フィル・ネビン監督はキャンプ初日から“正捕手争い”を打ち出していた。マックス・スタッシーとオハッピーがいるが、マット・サイスも侮ることはできず、さらに招待選手として参加しているチャド・ウォーラックもいる。
スタッシーは大谷とのコンビ経験が豊富なだけに、今組む必要はない。「オハッピーが大谷のボールを受けているのは、オハッピーを捕手としてさらに向上させるためである」というものの「しかしオハッピーは、ほぼメジャーリーグへの準備が整っていると言っていいだろう」というほど期待は高い。
この時期に大谷のボールを受けていることも「チームが、彼を最大のスーパースター(大谷)に慣れさせようとしていることが、エンゼルスがオハッピーがメジャーへの準備がほぼ出来てると思っていることを示している」と分析した。
捕手コーチのビル・ヘイセルマンは「彼(大谷)のボールをキャッチできるようになるには、多く受ける必要がある。ボールはえげつない。動きがすごい。とにかく、慣れる必要がある」と強調する。昨季は初めて組んだオースティン・ロマインが苦戦したこともあった。
大谷のボールを受けることについて、オハッピーは「何かを言うのではなくて、よく聞くようにしている」「僕は(キャンプに)早く来て、彼も早く来ていたから感覚を少し知ることができた。だから、すぐに全力で取り組むことができた」と話す。すでに3月30日(同31日)のアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務めることが決定している大谷は、誰とコンビを組んでいるのだろうか。
(Full-Count編集部)