大谷翔平、藤浪晋太郎と直接対決「打席楽しみ」 WBCへ順調「自信になる」、一問一答

WBCへ最初で最後の調整登板「1イニング1イニング、1人1人大事に投げたい」

――ロックアウトで開幕が延期した昨季の経験を考えればアジャストできる。
「ここ何年かはコロナとか色々あって、開幕までまちまちなので。それまでの期間とかバラバラですし。さっき50打席立つと言いましたけど、50打席立たないといけないみたいなものはないので。別に1打席だろうが、5打席だろうが、要はボールの見え方がいいかどうかが打席では大事なので。そこさえしっかりクリアできていれば打席数とか関係ないかなと思います」

――2回にゲッツーに打ち取った球種は。
「スプリットですね。抜けたスプリット」

――球数を抑える狙いがあったか。
「今日はあんまり何も考えずに投げましたね。どちらかというと自分がどういう球を投げているかといところにフォーカスしていましたし。3ボール2ストライクだからとか、2ストライクだからとか、シーズン中と同じように投げようとかじゃなくて、どのカウントでも自分が確かめたいとか思って。最初の登板いつもそんな感じなので。そういう感じで投げました」

――仕上がり具合は。
「シーズン中と比べたりしないですし。シーズンだからとか今だからとかではなく、今できる100%で。今日もそのつもりで投げたので。最初はそんなに長いイニング投げられないと思うので。1イニング1イニング、1人1人大事に投げたいなと思いますね」

――アリゾナでやり残したことはないか。
「今日まで体調良く今のところ合流できそうなので、それが1つまずいいところかなと思います。ここまで順調に来ているところが自信になるんじゃないかなと思います」

――鈴木誠也が侍ジャパンから離脱した。
「残念がっていましたし、現時点ではシーズンに響かないように、何とかシーズンまでに間に合うように大事にケアしてほしいなと思います」

――WBCへ不安や重圧は。
「前日とかになってみないとそれは分からないですね。僕も経験したことがないので。経験したことがないことは予測では言えないかなと思います」

――二刀流でのオープン戦出場がなかった。
「それはあまり考えてなかった。1個1個出た方が課題が明確になるので。良い登板だったんじゃないかなと思います」

――約10日後に全力で本番に投げることになる。
「段階的な話であんまり初回は飛ばさないといいましたけど、気持ち的にはオープン戦の1戦目だろうが、WBCの決勝だろうが、ワールドシリーズの1戦目も、もちろん同じつもりで準備から入るので。全部の登板そのつもりでいっています。そうじゃないとなかなか結果はついてこないかなと思います」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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