藤浪晋太郎が“メジャー初登板” 2回1安打3四球無失点、大谷と9年ぶり投げ合い

オープン戦で先発のマウンドに上がったアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
オープン戦で先発のマウンドに上がったアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

エンゼルスとのオープン戦でデビュー、3者連続四球など制球に苦しむ

■アスレチックス ー エンゼルス(オープン戦・日本時間1日・メサ)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は2月28日(日本時間1日)、本拠地のエンゼルスとのオープン戦で“メジャー初登板”を果たした。初回の初球は97マイル(約156.1キロ)を披露。先頭打者を空振り三振に仕留め、幸先よくスタートを切った。

 初回1死から、痛烈な打球を足に受け、強襲ヒットを許したが、大事には至らず。明るい表情で続投し、初回を無失点に封じた。

 2回は先頭から3者連続四球を許すなど、制球に苦しむ場面も見られた。無死満塁からは97マイルの直球で見逃し三振。次打者を遊併殺でピンチを切り抜け、笑顔を見せた。予定の2回を投げ1安打3四球3三振、無失点で降板した。

 同じ1994年生まれの大谷翔平とは2014年オールスター以来9年ぶりの投げ合い。この日は試合前に顔を合わせ、笑顔を見せていた。今季から海を渡った右腕の、新たな挑戦が始まった。

【実際の映像】藤浪の高速スプリットにエ軍打線も困惑

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