大谷翔平から「さらに目が離せなくなった」 “新ルール”対策で「動き止まらず…」
登板1日前倒しは「時差解消に1日多くあてるため」
エンゼルスの大谷翔平投手は2月28日(日本時間3月1日)に敵地で行われたアスレチックスとのオープン戦で今季初登板した。2回1/3を投げて2奪三振2四球、無安打無失点だった。当初は2イニングの予定だったが、球数などの関係もあり、3回のマウンドにも立った。この初登板に、米メディアも興味津々の様子だった。
この登板を終え、WBCに備えるため日本に帰国した大谷。MLB公式サイトは「元々1日(同2日)のブルワーズ戦で先発予定だったが、飛行機での移動に伴う時差解消に1日多くあてるために、自ら1日(登板を)早めることを選んだ」と、この日の先発登板を説明した。
また、今季から新しく導入された「ピッチクロック」に対して「去年はエンゼルスの中でも投球に時間がかかった方だった大谷は、オフに投球ペースを上げることに焦点をあてた」と取り組みを紹介。投球時間短縮のため「ピッチコム」を使って自分で球を選ぶことになった。この日初めて使って違反は一度も犯さなかった」と新たな道具への対応も見せた。
ピッチコムを使う投球に米地元紙の「LAデイリー・ニュース」は大谷が捕手のオハッピーにサインを出したことについて言及。「そうすることで動きが止まらず、今までよりさらに彼(大谷)から目を離せなくなった」と期待を高めた。
(Full-Count編集部)