日本と韓国では不発も… マイナーHR王の元助っ人、覚醒の144m特大弾が「モンスター」
特大弾に「生涯Dバックスでプレーすべきだった」
元広島のケビン・クロン内野手の「超特大弾」が話題となっている。4日(日本時間5日)に行われたレッズとのオープン戦、2点を追う7回2死一、二塁からセンター後方へ逆転3ランをかっ飛ばした。推定飛距離471フィート(約143.6メートル)の打球に「この男はモンスター!」「生涯Dバックスでプレーすべきだった」との声があがった。
クロンは身長196センチ、体重115キロの右のスラッガーで、広島入団前のダイヤモンドバックス傘下在籍時には、2019年に3Aで本塁打王に輝くなど、通算151本塁打を放っていた。同年にメジャー昇格したが、結果を残せず自由契約に。2021年に広島に在籍。42試合の出場で打率.231、6本塁打、16打点と日本球界でも結果を残すことができなかった。
昨季は韓国・SSGランダースでプレー。ここでも打率.222、11本塁打、35打点と振るわなかった。現在はアスレチックスとマイナー契約で、キャンプに招待選手として参加している。父のクリス・クロンもアスレチックスの打撃コーチ補佐を務めており、父子鷹なるかが注目されている。
メジャー復帰を目指すクロンの特大弾をMLB公式ツイッターが動画で投稿。その様子を見たファンは「クロンちゃん!?」「あ、広島カープにいたクロンや。今アスレチックスか! メジャーで活躍となれば藤浪投手と共闘ですね!」「広島カープのレジェンド」と広島在籍時を懐かしむ声もみられた。