WBC開幕戦はオランダに軍配、バレが元同僚モイネロから大飛球 キューバは黒星発進
オランダ代表は元ソフトバンクのバレンティンらが出場
■オランダ 4ー2 キューバ(WBC・8日・台中)
6年ぶりに開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、プールAのキューバ代表対オランダ代表で開幕し、4-2でオランダ代表が6回に3点を奪うなどキューバ代表を攻め、勝利を収めた。
両チームには日本にゆかりのある選手たちが在籍しているが、キューバ代表で元ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手、ジュリスベル・グラシアル内野手はスタメンを外れた。先発投手を務めたのは中日のジャリエル・ロドリゲス投手で、勝ち負けこそつかなかったが4回3安打1失点に抑え、6奪三振の好投を見せた。
オランダ代表では、今大会を最後に現役引退の意向を示しているウラディミール・バレンティン外野手(元ヤクルト、ソフトバンク)が「6番・指名打者」でスタメン出場。安打こそなかったが、“有終の美”を飾るべく、奮闘した。
2点リードの8回無死ではソフトバンクに在籍するキューバ代表のリバン・モイネロ投手と“元同僚対決”。154キロ直球を捉え、あと少しのところでスタンドインの大飛球。左飛に倒れたが、場内を沸かせた。
プールAを勝ち抜いた上位2チームは東京ドームで準々決勝を戦う。世界一を狙う侍ジャパンは9日の中国戦から登場する。
(Full-Count編集部)