「オランダに達川いる」内角球を避けて… 何食わぬ顔でスタスタ、名演技が「笑えない」
ボガーツが“名演技”で歩き出す
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、プールAのキューバ対オランダ(台湾・台中インターコンチネンタル)で開幕した。初戦から早速の珍プレーが起こった。0-1の3回1死一塁、オランダのザンダー・ボガーツ内野手が内角にきた球を避けた。“死球”を装い、一塁に歩いた。このシーンに「オランダに達川いる」「全く当たってなくて草」とファンは反応した。
ボガーツは一塁まで歩いたが、結局はリプレー検証でボールに覆った。“演出”で出塁を狙ったボガーツはその後、二ゴロに倒れた。メジャーで昨季150試合で打率.307、15本塁打、73打点の好成績を残している男の“演技”は不発に終わった。
このシーンを米スポーツ専門局「FOXスポーツ」が公式ツイッターで動画を公開すると「どう見ても当たってない」「これでよく一塁行けると思ったな」などと“ツッコミ”が殺到。日本で珍プレーとしてお馴染みとなっている、元広島の達川光男氏が死球を猛アピールする“人気演技”だが、ボガーツの演技は「これはエンターテイメント感ゼロで、笑えない」と非難の声もあった。