あわや大惨事の「とんでもないキャッチ」 敵将唖然…悲鳴起きたWBC“奇跡の美技”
MLB公式も注目「このキャッチはすでにWBC最高のプレーかも」
8日に開幕した第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、早速スーパープレーが飛び出した。パナマのルイス・カスティーリョは、大飛球に対して味方外野手と空中で激突しながらキャッチ。あわや大惨事の冷や汗プレーだったが、台湾撃破の“追い風”に。MLB公式サイトも「このキャッチはすでにWBC最高のプレーかもしれない」と注目した。
5点リードの5回、右中間への大飛球が放たれた直後だった。右翼のカスティーリョとともに、中堅のホセ・ラモスも落下点に向かって激走。打球に夢中でお互いを認識できていなかったのか、2人はかなりのスピードで衝突した。
打った台湾の鄭宗哲はボールが落ちていると思い、そのままホームイン。誰もがヒットだと思ったが、MLB公式は「しかし実は、捕っていた。カスティーリョが捕っていたのだ」と特筆。パナマのルイス・オルティス監督は試合後「あれはとんでもないキャッチだった。うちのチームはピッチングもいい、そのうえ守備もできる」としたり顔だった。観客も、台湾の林岳平監督も混乱した様子でリプレー映像を見ていた。
MLB公式ツイッターが超美技を公開すると、ファンも大きく反応。「信じられないようなプレー」「彼はボールから一度も目を離さなかった」「カスティーヨがボールを捕ってラモスがカスティーリョを受け止めた! プライスレス」などとコメントを寄せていた。