世界一候補が“爆勝発進” 薬物違反男も3ラン…ファン絶賛「球界で最高のスイング」
ドミニカ代表はカノ、クルーズの本塁打でブレーブスに大勝
6年ぶりに行われているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、優勝候補の一角に挙げられているのが2013年の大会を制したドミニカ共和国だ。8日(日本時間9日)にはブレーブスと強化試合を行い、9-0で完勝。メッツ時代の2020年に禁止薬物の使用で1年間の出場停止を受けたロビンソン・カノ内野手の3ランにファンは注目し「彼のスイングは奇麗だ」「球界で最高のスイングだ」「これはアツい」と絶賛のコメントを寄せている。
カノは米フロリダ州で行われたこの試合に「5番・一塁」で先発出場し、3回2死一、二塁の場面でディラン・ドッドから3ランを放った。軽いスイングで驚異の伸びを見せる打球に、米メディア「トーキン・ベースボール」が注目し、ツイッターに動画を公開している。昨年8月にブレーブスを放出され現在FA、100試合以上出場したのは2019年が最後という状況だが、WBCを機に復活することはあるのだろうか。
またこの試合のドミニカ代表のスタメンは、米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」が公開している年俸で見ると総額1億400万ドル(約142億800万円=FA選手は昨季年俸)という巨額になる。さらにこのチームのGM兼選手を務めているネルソン・クルーズも本塁打しており、ファンは「この男は50歳までプレーできる」などと興奮。2大会ぶりの世界一へ期待は高まる一方だ。