キューバ、延長10回の激戦も痛恨の2連敗 デスパイネ復帰も…モイネロが痛打浴びる

イタリア代表に敗れ2連敗となったキューバ代表【写真:Getty Images】
イタリア代表に敗れ2連敗となったキューバ代表【写真:Getty Images】

初戦欠場のデスパイネは4打数2安打

 6年ぶりのWBCが開幕し、台湾・台中で行われている1次ラウンドプールAでは2日目の9日、キューバがイタリアに延長10回タイブレークの末に3-6で敗れ、オランダ戦に続き2連敗。イタリアは今大会初勝利を挙げた。

 先制したのはイタリア。両軍無得点の6回、1死満塁から「5番・捕手」で先発したサリバンが犠飛を放った。7回には先頭のロペスが右前打したところで、キューバがモイネロ(ソフトバンク)を投入。デルジオから空振り三振を奪い1死としたものの、マストロブオーニに左中間への適時二塁打を許し2点目を失った。

 その裏キューバは、先頭のアルエバルエナが中前打で出塁。中堅手が後逸する間に三塁まで進むと、続くキンタナの適時打で1点を返した。8回にも1点を奪い2-2の同点に。9回は両軍無得点で延長10回のタイブレークに進んだものの、先に攻撃したイタリアが無死二塁から3安打で4点を奪い、勝負を決めた。

 キューバは、2-4で敗れた8日のオランダ戦を欠場したアルフレド・デスパイネ(元ソフトバンク)が「4番・DH」で先発メンバーに復帰。4回先頭で立った打席で右前へ今大会初安打を記録するなど4打数2安打を残した。

 また、オランダがパナマを3-1で下し2連勝としている。

(Full-Count編集部)

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