リビングで寝た秋山翔吾…まさかの同居生活 侍Jコーディネーターの“異色経歴”
秋山翔吾の通訳を担当、約3か月半の共同生活がスタート
鈴木:エンゼルスで広報として働いた後は、レッズで広報をしながら秋山(翔吾)さんの通訳も担当していたけど、それはどういうふうに決まったの?
ルーク:秋山さんの代理人が、ヤンキース時代に田中将大さんの代理人を務めていた方だったので、自分のことを知ってもらっていて。レッズには日本語と英語を話せるスタッフがいなかったし、キャッチボールの相手とかバッティング練習のサポートもできる人が求められていたから、自分の名前が挙げられて、秋山さんの人柄にも惹かれて担当することに。
鈴木:秋山さんの通訳としてスタートしようというときに、新型コロナウイルスが流行してしまって、そこから秋山さんとの3か月半の同居生活が始まったんだよね。
ルーク:そうそう。たまたまロサンゼルスにマンションがあったから「1LDKの部屋ですけど、寝られる場所はありますよ。どうしますか?」と秋山さんに聞いたら、ちょうど同じタイミングで、マエケン(前田健太)さんも「俺もロサンゼルスに戻るから、一緒にトレーニングしようよ」と秋山さんに連絡していたみたい。だんだん話が進んで、当初は2~3週間くらいかなと思っていたけど、結局3か月半一緒に。
最初、秋山さんにはベッドで寝るように言ったんだけど、「俺は泊まらせてもらってる側だから」と言って、リビングで布団を敷いて寝ていて。
鈴木:その話はすごく秋山さんの人柄の良さが出ているよね。
ルーク:そのときの生活は、午前8時に起きて朝ごはんを食べて、9時から12時までウエートとキャッチボール、バッティング練習、それから家に帰ってランチをつくり、ゆっくりするというルーティン。あとは当時、日本のプロ野球の方が開幕が早かったので、家で秋山さんとNPBの試合も観ていた。
鈴木:それで僕が初勝利を挙げた試合(2020年7月1日の西武戦)も観てくれていたんだね。
ルーク:そうそう。