V候補ドミニカが初戦で完敗…死の組で敗退危機 CY賞右腕まさかのKO、豪華打線は15三振
初回にソトの適時二塁打で先制も、その後は得点奪えず
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「プールD」1次ラウンドが11日(日本時間12日)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで開幕。優勝候補のドミニカ共和国がベネズエラに1-5で敗れた。初回に1点先制するも、15三振を奪われるなど打線が振るわず、逆転負け。いきなり1次ラウンド敗退危機となった。
ドミニカは初回、フアン・ソトの適時二塁打で先制した。しかし、2回にアンソニー・サンタンデールにソロ弾を許して追いつかれた。さらに4回にデビッド・ペラルタに勝ち越しの2点打、6回にもペラルタに適時二塁打、8回にはエウヘニオ・スアレスに適時打を許してリードを広げられた。
打線は、ベネズエラのマーティン・ペレス、ルイス・ガルシアら豪華投手陣に手を焼き計15三振を喫した。8回に1死一、二塁、9回に1死一、三塁の好機をつかむも後続を断たれた。投手は昨季のサイ・ヤング賞右腕サンディ・アルカンタラが先発。しかし、4回途中5安打3失点と誤算だった。
「プールD」はドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコと強国がひしめき“死の組”と呼ばれる。今後勝ち続ければ1次ラウンド突破の可能性はあるが、ここから立て直せるか、注目だ。
(Full-Count編集部)