完敗の米国監督、2発の元オリ助っ人に脱帽 「もの凄い活躍。本当に凄かった」

米国代表のマーク・デローサ監督【写真:木崎英夫】
米国代表のマーク・デローサ監督【写真:木崎英夫】

昨季メジャーデビューして“開花”、デローサ監督も「遅咲きの選手」

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールCで12日(日本時間13日)、前回優勝の米国代表がメキシコ代表に5-11で敗れる波乱があった。2戦目でのまさかの黒星に、マーク・デローサ監督は「厳しい夜だった。(2回4失点の)ブレイディ・シンガーが問題に直面したのが苦しかった」と嘆いた。

 15被安打11失点の投壊だったが、米国が最も苦しめられたのが元オリックスのジョーイ・メネセス内野手だった。2本塁打を浴びるなど3安打5打点と打ちまくられ、指揮官も「(ナショナルズ入り後の2か月間の活躍を)勿論知っている。遅咲きの選手ということだろう。彼は今夜もの凄い活躍だった。本当に凄かった」と脱帽した。

 メネセスは2019年にオリックス入りしたものの、ドーピング違反が発覚しわずか29試合出場で退団。2020年にレッドソックスとマイナー契約すると、昨季ナショナルズで30歳にしてメジャー初昇格して56試合で打率.324、13本塁打の成績を残した。

(Full-Count編集部)

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