コロンビア監督の“師匠”は王貞治氏 鷹在籍の2年で「多くを学んだ…とても賢い人」
コロンビア監督「サダハル・オウの元でプレーできてとても幸運だった」
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しているコロンビア代表を率いるのは、元ソフトバンクのホルベルト・カブレラ氏だ。カブレラ監督は、現役時代の2005年から2シーズン、ソフトバンクでプレーした。今大会では1次リーグ「プールC」で米国、メキシコ、カナダ、英国と対戦する。11日(日本時間12日)のメキシコとの初戦に5-4で勝利したカブレラ監督は、ソフトバンク時代の監督だった王貞治氏に感謝しきりだった。
カブレラ監督は日本での現役生活を振り返り「日本の選手たちの自制心はものすごい。私はサダハル・オウの元でプレーできてとても幸運だった。彼は日本では生きる伝説だ」と絶賛した。続けて「彼の下で私は2年プレーして多くを学んだ。とても賢い人だ」と感謝の言葉を送った。そんな王氏はWBCの第1回大会で日本代表の監督を務めて、優勝に導いている。
カブレラ監督が来日して驚いたことは「日本の人たちの野球愛」だという。「日本人は野球を心底受け入れている。日本での経験は信じられないほど素晴らしかった」と振り返った。
コロンビア代表は2017年の前回大会に初出場し1勝2敗で1次ラウンド敗退。今大会はエンゼルスのジオ・ウルシェラ内野手らが名を連ねており、上位進出を目指す。
(Full-Count編集部)